あがり症を克服するために医師の治療を受けるべきか、あるいは個人の努力で改善していくべきか決めかねています。アドバイスをお願いします。 |
以下に、あがり症をはじめとする社会不安を克服するために、医師の治療を受けるべきか、あるいは個人の努力で改善していくべきか、判断をするためのアンケートを紹介します。
目安としてご参考にして頂ければと思います。
※なお、下記アンケートにて「はい」が6個以上の場合、その症状は自力で改善していける可能性があります。「はい」が6個未満の場合、専門家に相談しての治療が必要だと思われます。
自力で改善するか、治療を受けるか
は い | いいえ | |
ある状況で強い不安を感じても、似たような状況に何度も遭遇するうちに、だんだん不安がやわらいでいく | ||
苦手な状況でも、自分の不安をコントロールできる。その不安がどんなにつらくても、パニックに陥ることはほとんどない | ||
自分の不安を他人に気づかれた時、あまりよい気持ちはしないけれど、激しい羞恥心に苦しめられることはない | ||
努力次第では自分の不安について冷静に考えることができ、それがふつうではないことも理解できる | ||
他人に見られて不安になる体験をしても、それから数日間もその時のことを思い出して恥ずかしい気持ちになったりしない | ||
とくに気分が落ちこんでいるとは思わない | ||
不安をやわらげるために、アルコールに頼る傾向はない | ||
仕事(学業)をしている | ||
親しい友人がいる | ||
定期的に家族の誰かに会っている |
他人がこわい あがり症・内気・社会恐怖の心理学(クリストフ・アンドレ、パトリック・レジュロン著、紀伊國屋書店)より